日本におけるメガネフレーム生産の約90%以上を占める一大産地、福井県鯖江市。その歴史は、明治38(1905)年、創始者・増永五左衛門(増永眼鏡初代)の手によって幕を開けました。以来、増永眼鏡は、産地の旗手として理想のメガネフレームを追求し、徹底して品質と技術の向上に努め、常に自社ブランドの商品作りに磨きをかけてきました。創業より100年以上の時を経た現在でも、素材開発から最終仕上げまでの一貫生産にこだわり続けるマニュファクチュールブランド。
G.M.S.
GOZAEMON . MASUNAGA . SPECTACLES
1933年、昭和天皇献上用として生まれた逸品が GOZAEMON MASUNAGA SPECTACLES 「G.M.S.」。創業者であります増永五左衛門の名を冠し「品質第一主義」を継承する、増永眼鏡のフラッグシップブランドです。その価値は遥かな時を超え、2005年にGMS LIMITEDとして復活いたしました。限定版の様々な機能はそのままに、さらに掛けやすさを実現しております。
MASUNAGA 1905
2020 SPRING & SUMMER Collection
GMS-118
MASUNAGA 1905
2020 SPRING & SUMMER Collection
GMS-830
新シリーズ「マスナガコード」が奏でる
100年の技術とデザインのハーモニー。
「 MASUNAGA Chord コード」
「 MASUNAGA Chord コード」
わずか0.7mmの極薄なチタン製リム(ふち)と造形美あふれるブリッジは見事に調和し、耳に掛かる部分を0.9mmまで細くしたテンプル(つる)は、弾力性の高いゴムメタルを使用し、耳を包み込むような優しい掛け心地と繊細で美しいフォルムを高い次元で両立しております。
優しい掛け心地と高い質感を「Less Is More」をテーマに具現化したデザインは、「Chord(和音)=ハーモニー」というブランドネームにふさわしい。増永眼鏡が100年以上に渡り培ってきた技術と経験が詰まった逸品です。
リムの厚さ0.7mm と薄さを極限まで追求したフロント
通常仕様での強度面に関しても問題ない作りになっている。
2019.7.30
プラスチックとチタンを、融合する緻密なテクニック。
異素材の融合。
1905年創業の増永眼鏡の人気モデルには、異なる素材を融合した精巧なコンビフレームがございます。
その緻密なディテールの秘密をご紹介いたします。
プラスチックとチタン。
1905年創業の増永眼鏡では最新の技術と職人技を駆使して、コンビフレームを作られております。
眼鏡業界は分業が当たり前の世界です。メタル加工はその道の専門メーカー、メッキはメッキ業者、プラスチック加工もその道の専門メーカーが製造を担当して組み上げます。
増永眼鏡では、ほぼ全ての工程を自社で行う事の出来るマニュファクチュールです。それも高い精度で行えることが強みであり、特にこちらのようなプラスチックとチタンのコンビフレームなどでは技術力の高さが精度になり、素晴らしい眼鏡フレームを作ることが出来るんです。
新作の[ GMS-821 ]は、シンプルなウエリントンに見えますが、実はクリアブラウンのプラスチック製のリムに、メタルのフロントをはめ込んだ複雑な構造なんです。
各パーツは非常に手間をかけて作られております。
プラスチックのリムはメタルのフロントにはめ込むために、高精度な切削マシンで外周に溝を掘ります。
メタルのフロントにはレーザー加工で繊細な彫金が施されております。
パーツを合わせた時にクリアブラウンのリムから彫金が美しく透けて見えるように、熟練の磨き職人が手作業で時間をかけて研磨されたパーツ。
レトロで温かみのあるプラスチックと硬質なチタンという2つの素材を活かす事で、緻密なディテールを備えた美しいアイウエアが誕生いたします。
2015 シルモドール受賞 GMS-106
メタルとアセテート、異素材を高度に組み込んだ美しいコンビネーションモデル。
毎年9月に行われるヨーロッパ最大級のメガネの展示会、フランスの2015シルモ展にて
最優秀賞の「シルモドール」を獲得したGMS-106。
メタル部分に施された美しい紋様、古くからジュエリーに用いられたミル打ち、
クラシックなスタイルに立体感が生まれ、なにかあったかく、
やさしく、なぜかなつかしい印象です。
洗練されたスタイルは少々一般的ではありませんが、
きっと心に刺さる方はいらっしゃるんではないでしょうか。
GMS-106 49mm