AYUMI 歩
「毎日使うからこそ、かけやすさにこだわりたい」。
歩 AYUMI の歴史
「私たちが、たとえ何百枚作ったとしても、
掛けるお客様に届く眼鏡は1枚。
だから、1枚たりともおろそかに作ってはいけない。」
師である五左衛門さんから受け継がれてきた「増永イズム」が十二分に伝わるお言葉通りの「歩」は、眼鏡作りへの想いが込められております。
セルロイド製
プラスチック素材の中でも、形状変化に強いセルロイドを使用して作られております。セルロイドとは、綿やパルプの食物繊維を原材料にしてつくられるプラスチック生地です。一般的なメガネ素材(アセテートや特殊樹脂)よりも衝撃に強く、そして腰が強いのが特徴で、広がったり変形したりしにくく、そしてツヤが美しくメガネの素材としては最適なものの一つと言えます。しかし、素材が硬く加工が難しいので、熟練した職人の手作業でなければセルロイド独特の美しいツヤが生まれません。
チタン素材
眼鏡の腕の芯や蝶番の金属素材には、錆びにくくて軽いチタン素材が採用されております。セルロイドは衝撃に強く、硬い素材なので芯を入れなくても大丈夫な程の強度がございますが、あえて芯を入れることで、万一折れたりなどのトラブルを軽減し、長期に渡る品質の保持にこだわりました。そして、永くお掛け頂いても疲れない軽さが魅力的です。「いつも掛けるものだから」。「歩」の思いが込められております。
眼鏡を汗から守る一手間
眼鏡の腕の先端部を、セルロイドでフタをすることによって、汗が腕の中に入り込まないようにこだわっています。
写真左が一般的なプラスチック製のフレーム。腕の芯の金属が露出しております。
写真右が「歩」の仕上げ。きれいにふさがれ、内部の芯材を保護しております。
「歩」AYUMI 15年目のチャレンジ
SUNGLASS COLLECTION 「 AYUMI-S 」
当店に入荷した商品をご紹介しております。売り切れていたらゴメンなさい。
「毎日使うからこそ、かけやすさにこだわりたい。」
かけやすさへの飽くなきこだわりから生まれた「歩」。
プラスチック枠の中で、形状変化に強いセルロイドを使用し、職人の手で1本1本削られ、磨き上げられたものだけが「歩」と呼ばれます。
「歩」の中でも究極の薄さを追求した Lシリーズをベースにしたサングラスは、軽量な掛け心地と、あえて強いカーブを避ける事で、違和感のない装着感を実現しております。そして、使用されるレンズには、プロが欲しがる高性能な偏光レンズを採用し、紫外線や眩しさから皆さまの眼をしっかりと保護いたします。
高品質なレンズ
光の乱反射をカットして、よりクリアな視界を確保する偏光レンズを採用しております。
透明度を上げるマルチコーティングなどの技術により、長時間ご使用いただける高機能レンズ。また、レンズの染色時は低温で時間をかけて染め上げ、鮮明なカラーに仕上げられております。
度付きレンズと同様の加工
レンズの光学中心位置を一枚一枚計測の上加工し、
サングラスを掛けた際の違和感を最小限に抑えております。
10年後も、変わらない優しさ
そんな2018年秋の新作。
AYUMI model : L1030 size : 53mm ( M サイズ )
AYUMI model : L1031 size : 55mm ( M〜L サイズ )
こちらの新作は、歩 AYUMI の中でもライトシリーズという、職人の手仕事による、究極の薄さを追求したシリーズからのリリース。
セルロイドの特性を最大限に生かした、重さを感じさせないフレーム 。
掛け心地が良く、日常使いに自信を持ってオススメできる新作です。
メガネも流行のスタイルが結構変わる、ファッションアイテムの一つとなってきておりますが、この「 歩 AYUMI 」という眼鏡は、決して派手さはありませんが、10年20年後でも時代に流されず、優しく上品なたたずまいは変わらない、そんな眼鏡です。
AYUMI model : L1031 size : 55 (M〜Lサイズ)
color : ローストブラウン
AYUMI model : L1031 size : 55 (M〜Lサイズ)
color : トートイス
AYUMI model : L1031 size : 55 (M〜Lサイズ)
color : ブルーグレー
AYUMI model : L1031 size : 55 (M〜Lサイズ)
color : アユミブルー
AYUMI model : L1031 size : 55 (M〜Lサイズ)
color : ブラック
AYUMI model : L1030 size : 53 (Mサイズ)
color : マーブルカーキ
AYUMI model : L1030 size : 53 (Mサイズ)
color : ハニートートイス
AYUMI model : L1030 size : 53 (Mサイズ)
color : アユミブラック(フロント) × ブルーグレー(テンプル)
AYUMI model : L1030 size : 53 (Mサイズ)
color : アユミブラック
2019年2月14日
眼鏡のプロが
自分で掛ける「AYUMI 歩」
着用モデル人気No.1
model : C306 size : 54mm ( M〜L サイズ )
こちらのモデルは眼鏡の産地福井県鯖江市のSABAE コンペティションにて「伝統の技能賞」を受賞したモデルです。
セルロイドの素材の特徴を生かした、とても軽量でいてボリューム感のあるデザイン。
「AYUMI 歩」 の全国のお取扱店のオーナーが自ら掛けている人気No.1のモデルなんです。
私も愛用しております。
一番のポイントはつるの部分に施されたカッティングです。
その表面は、ツヤのある部分とツヤ消しの部分。
単調になってしまいがちなツルの側面に施された立体感と陰影が、何か落ち着きと高級感を感じさせます。
マコト眼鏡の工場長が一番最初にこのモデルを試作する時に「工場の屋根」を想像したそうです。ですが片屋根の三角形が続く工場の屋根を表現する事は、この究極の薄さの中では非常に難しいことであったのです。
何通りもの試作を繰り返し作りました。そうして出来上がったのがこのモデルです。
職人の手仕事による、時代の流れを『歩』らしく反映させたシリーズ。
徹底的にデザイナーと職人のこだわりを突き詰めたフォルムが特長です。
個性溢れる独創的な眼鏡をぜひ楽しんで頂ければと思います。
オヤジを紳士にする、上品な「歩」。
2019 SPRING NEW COLLECTION
AYUMI 歩-048 size : 53mm ( Mサイズ )
職人の手仕事による、究極のカッティングを追求した AYUMI-R(レギュラーシリーズ)の2019年春の新作モデル AYUMI-048。
定番とも言えるウエリントンスタイル。
フレームの重量バランスに配慮したカッティングが施されており、見た目以上に軽いのが特徴です。
フロント上部のシャープなカット面、そしてテンプルには流れるような大ぶりなカッティング。
お顔にのせた時の、こめかみ部分の曲線と直線、そして立体感、職人の手仕事から生まれるセルロイドの美しい艶感が、とても上品な大人な空間を演出します。
プラスチックフレームにありがちな安っぽさを微塵も感じさせないフレーム、それが「 AYUMI 048 」です。
AYUMI 048 size 53mm 36,000 + 税
紳士な中に、優しさが感じられる。
2019 AUTUMN NEW COLLECTION
AYUMI 歩 L-1033 size : 56mm ( Lサイズ )
フレーム価格 ¥35,000 +消費税
職人の手仕事による、究極の薄さを追求した AYUMI-L(Lシリーズ)の2019年秋の新作モデル AYUMI L-1033。
プラスチック素材の中でも、硬いセルロイドを用いているので形状変化に強く、品質を保ちながら薄くできるのが特長です。
そして重さを感じさせない軽さ。
シェイプは、ウエリントンで、ヨーロピアンスタイルのシャープさを意識しています。
リムの正面からサイドに掛けて立ち上がるカットを施すことで、“大きい”イメージを感じさせない工夫が凝らされております。
何かをやり遂げる時や人生の節目などに、気持ちを引き締めてくれる、そんな感じのする眼鏡です。
ぜひ一度お試し頂ければと思います。
10年以上も愛されている人気モデル
AYUMI 036 ホワイトラインが入荷!
エッジの効いたシャープなデザインが人気の AYUMI036 が約3年ぶりに入荷致しました。それもホワイトラインが入った特別なモデルです。
1年以上の時間をかけて作られる職人泣かせの AYUMI036 の特徴は、パットや側面に回り込んだ白いライン。そして正面側とテンプル側に入れられたシャープなカット、それを際立たせるように艶と艶消しを使い分けられております。
セルロイド眼鏡「歩」AYUMI
ブログより転記させていただきました
この白いラインが生まれた訳
それは、AYUMI 036 という新しいモデルを検討していた時でした。
このAYUMI 036は、それまでのセルロイド眼鏡『歩』“AYUMI”よりも更に複雑な工程を必要とするものでした。
そんな時、何かの話がきっかけで「真っ白いセルロイドがある。」という話を聞いたのです。
実は、この真っ白いセルロイドはギターのピック用などの眼鏡以外の為に作っていたものでした。実物のセルロイドを見ると、厚みはわずか1.5㎜程です。
「薄すぎて、これを眼鏡にすることは無理。」とほぼ全員が思いました。
そんな時、当社の若手の職人がふと言いました。
「挟み込んだらどうでしょうか?」
確かに厚みのあるセルロイドとセルロイドの間に挟み込むことは、可能か不可能かで言えば可能でした。ですがそのためには、とてもとても手間のかかる難しい加工をいくつも行う必要がありました。
AYUMI 036の複雑な工程と更にこの挟み込みの難易度を考えると、皆が消極的にならざるを得ませんでした。
ですが、当社の社長は言いました。
「一億円の機械が無ければ出来上がらないということなら、しなくてもいい。
けれど、手間を掛ければ出来上がるということなら、それは私達がするべきことだ。」
こうして出来上がったのが、このAYUMI 036 ホワイトライン仕様です。
複雑で難易度が高いことには変わりはありませんが、お蔭様でたくさんのお客様にご支持をいただいていることを思うと頑張りがいがあります。
この白いラインを持ったこのモデルは見る人の心を惹きつけるようです。白いセルロイドは本来は眼鏡用としては存在しておりません。この白いセルロイドは、ギターのピック用として製造したものをその業界から特別に入手して使用しています。厚みがたった1.5㎜のセルロイドが、ギターの弦を弾き続けるための強度を持っていることからも、セルロイドの強靭さと形状安定性の良さを知っていただく事ができると思います。