歩 AYUMI の25周年

 

「毎日使うからこそ、かけやすさにこだわりたい」


プラスチック枠の中で、形状変化に強いセルロイドを使用し、職人の手で1本1本削られ磨き上げられる日本を代表するハンドメイド・アイウェア『 AYUMI 歩 』。一日でも永くかけ続けて欲しい。そんな職人の想いが込められた眼鏡、それが「AYUMI 歩」です。

1905年、福井の眼鏡産業発祥がスタート。福井の眼鏡工業の祖は「増永五左衛門」。 「 歩 AYUMI 」を製造販売しております「 マコト眼鏡 」の創業者の増永誠さんは「増永五左衛門」の長女の息子さん。「増永五左衛門」のお孫さんに当たります。増永誠さんは2代目増永五左衛門に師事し、長い間「増永眼鏡」にて修行ののち1970年に独立し「マコト眼鏡」を設立しております。そして「 歩 AYUMI 」の誕生は2000年。50年以上の修行の後に生まれたマコト眼鏡のオリジナルブランド、それが「 歩 AYUMI 」です。
 
 

私たちが、たとえ何百枚作ったとしても、
掛けるお客様に届く眼鏡は1枚。
だから、1枚たりともおろそかに作ってはいけない。

 
 

師である五左衛門から受け継がれてきた「増永イズム」が「歩 AYUMI」には脈々と受け継がれています。

 
福井市生野町にある、先祖「増永五左衛門翁碑」

「挑戦」

歩 AYUMI 25周年記念モデル


 
2025年、「歩 AYUMI」は25周年という節目を迎えました。その記念すべき年に掲げられたテーマは「挑戦」。機械による精緻な三次元加工に、人の手にしか成し得ない繊細な工程を丹念に重ねる――。
ものづくりの原点に立ち返りながら、新たな表現へと踏み出すことに挑戦した、いわば「コンセプトモデル」とも呼ぶべき特別な限定コレクションが、この25周年記念モデルです。ラインアップの中心となるのは、AYUMIの歴史の中で重要な存在である「AYUMI-036」をリニューアルした〈036-P〉。そこに、過去から受け継がれてきた思想の進化形と、未来を見据えたデザインを融合させた全5モデルで構成されています。カラーはすべて、表現力を最大限に引き出す「アユミブラック」のみ。圧倒的な存在感を放ちながらも、掛けた瞬間に感じられるのは、驚くほどやさしく包み込まれるような掛け心地。その両立こそが、本モデルの目指した理想ではないでしょうか。艶とマット(艶消し)を巧みに使い分けることで生まれる光と影。見る角度によって表情を変えるその佇まいは、静かでありながら確かな品格を宿しています。