新基準

 

キャリバー400は、オリスが生み出した、自動巻ムーブメントの基準を刷新する、全く新しいムーブメントです。5日間(120時間)パワーリザーブと高度な耐磁性を備え、推奨オーバーホール期間は10年毎で、品質保証期間10年です。

5日間のパワーリザーブ

 
キャリバー400の設計にあたり、オリスの技術者たちは現代では必ずしも毎日同じ時計を着けない人が多いことに着目しました。普通の自動巻時計を1日か2日着けずに置いておくと、パワーリザーブが無くなって止まってしまいます。キャリバー400のパワーリザーブは5日間あるので、例えば木曜日から火曜日迄置きっぱなしでも止まりません。2日半分のパワーを蓄えるバレル2つで、5日分のパワーを保つのです。クロノメーター基準値より高精度の日差 -3/+5秒。
 

*一般的な機械式時計のパワーリザーブは、40時間から長いものでも72時間。

10年間のオーバーホール推奨期間と保証

 
オリスはキャリバー400につぎ込んだ最新技術とその機能性に自信を持っております。このムーブメントを搭載した時計は全て、MyOrisに登録することで10年間の保証が付与されます。また、キャリバー400の推奨オーバーホール期間は10年です。つまり、事故による損傷や防水機能検査など以外には、2032年までオーバーホールなどメンテナンスに出す必要がないということです。全ての機械式時計は定期的なメインテナンスが必ず必要となります。一般的な機械式時計では3年〜5年に一度のオーバーホールを推奨しております。オーバーホールには何万円と費用がかかりますので、10年というのはとても長い設定で、時計を良い状態で末長く愛用するためにも大変経済的です。
オリスの10年間保証、これは新しい基準です。

ローターシステムの安定性向上

 
オリスのキャリバー400に対する思い入れのひとつは、故障を未然に防ぐことでした。オリスの技術者たちは、自動巻ムーブメントにおける最も多い故障原因のひとつが、ローターの回転を制限なく受けるボールベアリングシステムにあると認識しました。これはローターの回転で動力を発生させて主ゼンマイに蓄えるという、重要な機能でもあります。そこで、ボールベアリングを取り除いて、低摩擦のスライドベアリングシステムに置き換えました。金属製スタッドが潤滑スリーブ内で動く、シンプルで、効率的かつ堅牢なシステムで、故障しにくいものです。

磁気耐性を向上

 
現代生活において、スマートフォンをはじめとする身近な電子機器の磁気による時計のトラブルが最も多いんです。
 殆どのスイス製時計ムーブメントは、日常生活で遭遇する強力な磁場の影響を受けます。それによって精度が落ち、時には止まってしまうこともあります。耐磁性を高める為、オリスはキャリバー400にシリコン製脱進機やアンクルを採用することをはじめ、30以上の非鉄及び耐磁性パーツを使っています。有名なデュボア研究所のテストで、キャリバー400は丸1日2,250ガウスの磁気に晒された1日後、日差10秒以内でした。最新のISO 764による耐磁性基準は、200ガウスに1日晒した1日後の日差30秒以内です。キャリバー400は、その基準の11倍の磁力に対して、日差はその3分の1でした。かなり高度な耐磁性と言えます。

アクイス・デイト
キャリバ−400 43,5mm
¥489,500(税込)
アクイス・デイト
キャリバ−400 41,5mm
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キャリバ−400 41,5mm
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DIVERS 65
キャリバ−400 40,0mm
¥484,000(税込)
プロパイロットX 
キャリバ−400 39,0mm
¥588,500(税込)
プロパイロットX 
キャリバ−400 39,0mm
¥588,500(税込)
プロパイロットX 
キャリバ−400 39,0mm
¥588,500(税込)