BIG CROWN POINTER DATE

ORIS × CERVO VOLANTE

オリス×チェルボ・ボランテ コラボレーションモデル
 
2023年、北海道にて「 OSO18 」という怪物ヒグマが話題になりましたが、ヒグマの肉食化の背景にあったのが増えすぎた野生の鹿の駆除がありました。駆除したシカはそのまま放置され、それをヒグマが食べることにより本来雑食性ではありますが、木の実などを主に食べていたヒグマが肉食へと変化し放牧されていた牛が60頭以上が襲われたという事件です。異常気象などの影響もあると思いますが自然界の生態系の変化が世界中で起こっているようです。
 
スイスでは毎年1万5千頭の鹿が有害駆除されておりますが、駆除された鹿は廃棄物として処理されておりました。そんな廃棄されていた鹿の革を有効利用して美しくて丈夫な靴や小物をつくろうと思い立ったのが「チェルボ・ボランテ」。オリスの「より良い変革をもたらす」ための取り組みを知り、サステナブルな鹿革を使ったコラボレーションを提案し、オリスはそれを歓迎しスタートしたのがこちらのモデルです。チェルボボランテの環境にやさしい手作りの製品とその理念をオリスは高く評価しており、製品の美しさだけでなく、大量生産にはない物語に心を動かされたタイムピースです。

オリス

ビッグクラウン・ポインターデイト

【チェルボ・ボランテ コラボレーションモデル】
 
Ref. 01 754 7779 4065-Set
価格:¥352,000
 

Cervo Volante チェルボ・ボランテ

2017年、バイオテクノロジーのエンジニアとしてビジネス経験を積んだカドリ・ブンダー・フォンタナと、自然保護と野生生物管理を専門とする生物学者のコニー・ティエル‐エジェンターの二人がチェルボボランテを立ち上げたのです。二人は廃棄されていた鹿の革を有効利用して美しくて丈夫な靴や小物をつくろうと思い立ったのです。その事業はすぐに発展しました。オリスの「より良い変革をもたらす」ための取り組みについて知った二人は、昨年サステナブルな鹿革を使ったコラボレーションを提案し、オリスはそれを歓迎しました。

チェルボボランテの環境にやさしい手作りの製品とその理念をオリスは高く評価します。製品の美しさだけでなく、大量生産にはない物語に心を動かされました。
例えば、一般的には製品化されない小さな傷がある革も捨てずに使います。自然のままに生きてきた鹿の革なので、人工的に飼育する場合に使う薬品などは使われていません。そして、そのままでは焼却処分されてしまう素材を有効利用しているのです。チェルボボランテは、スイスに僅か2つだけ残っていた鞣し工場と契約しました。いずれの工場も植物由来のタンニンだけを使っています。